10月27日・28日に博物館明治村様にて、十三夜観月の会イベントにご協力させていただきました。
昨年度は、坐漁荘(西園寺公望別邸)の2階でお月見飾り展示。弊社HP、TOPのイメージ写真にも掲載しています。
今年は、重要文化財 東松家にて展示させていただきました。東松家は、堀川沿いの木造3階建ての商家を移築した貴重な建物です。
両替商として成功され、茶事に精通していたご当主のこだわりの建築、間取りです。茶道具のコレクションも数々所蔵。
今回の展示は、ご当主が、自慢の瀬戸焼 茶道具コレクションを客人に披露しながらおもてなしする観月の会と設定しました。
瀬戸市の瀬戸蔵セラミックプラザ様よりご協力頂き、六兵衛窯様の織部など、瀬戸焼の器を展示しました。
帯や着物などは、古着屋さんで。時代背景を鑑み、器のデザインなども当時をイメージしてセレクトしました。
金銀箔の帯を堀川とみたて、紅葉がハラハラと舞う光景に、瀬戸織部の茶器と、アンティーク染付の香炉。
豆名月、栗名月とも呼ばれる十三夜。栗と枝豆、そして五穀豊穣を願い栗米、米、アワなどをお供えしました。
こちらではお茶会も開催。多数の皆様がご参加いただき、粋な名月をお楽しみいただけたことと思います。